Nikon AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G EDで背景をとろっとろに溶かしてみる。
先日行ったえんがる公園のコスモス園にてニコンの35mm単焦点レンズ、AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G EDを使ってみました。
最短撮影距離が0.25mと「結構寄れる」レンズなのでコスモスの花にぐぐっと寄って背景ボケを楽しんでみることにします。
NikonD750 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED / 35.0mm / F2.8 / ISO640 / 1/1000
数あるコスモスの花からメインにする花を見つけたらぐーっと寄ってパシャリ。
画角は35mmと広角なので背景をぼかすには不利ですが絞りを開け被写体に近づくことで十分な背景ボケを得られます。
NikonD750 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED / 35.0mm / F2.0 / ISO640 / 1/1000
絞りをF2.0にしてほぼ最短撮影距離まで近づくと、背景にある花もとろとろに溶けて水彩画のようににじみます。
このとろっとろに溶けた背景ボケこそ一眼レフを使う醍醐味のひとつですね。
NikonD750 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED / 35.0mm / F2.0 / ISO360 / 1/1000
前も後ろもとろっとろ!
それでいてピントの合っている部分はくっきりシャープ。たまりません。
NikonD750 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED / 35.0mm / F2.0 / ISO320 / 1/1000
花の中心部にピントをあわせると、花びらもボケるくらいの被写界深度の薄さ。
D750で使える手持ちのレンズは24-120F4のキットレンズと35mmF1.8の2本だけなので24-120との比較になりますが、24-120で望遠端にしてもこれほどの背景ボケにはなりません。
画角よりもやはり寄れるということと絞り値の差なんでしょうね。
それにボケ具合も35mmF1.8の方が断然綺麗です。
NikonD750 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED / 35.0mm / F2.0 / ISO360 / 1/1000
やはり明るい単焦点レンズは1本持っておくと損はないです。
なんといっても絞りを開けたボケ表現は写真撮影の醍醐味ですし、単焦点レンズなら描写力も高い。
今回使ったAF-S NIKKOR 35mm f/1.8G EDはニコンのf/1.8Gシリーズのレンズの中でも評価の高い一本。
今回は35mmという画角を活かしたシチュエーションではありませんでしたが、「寄れる」という所に着目して撮ってみました。
撮影地:北海道遠軽町 太陽の丘えんがる公園