【ねこフォト】壁際の猫。
SonyILCE-6000 + Nikkor-S Auto 50mm F1.4
壁際の猫。
少し淋しげにダークな感じに撮ってみました。
また、背景が全て壁というのも面白いなぁと思って撮りました。
背景が壁であることで、奥行きがなくなり立体感が少なくなります。
よく一眼レフなどで写真を撮るメリットとして「背景ボケ」が挙げられますが、これは奥行きのある構図でメインの被写体以外がボケることで被写体が浮かび上がり、背景との距離感をボケによって表現することで立体感が生まれるわけです。
この写真は奥行きの無い構図のため背景ボケもなく、上記のメリットを殺した写真です。
でも背景がシンプルな壁だから、メインの被写体である猫は目立ちますよね。
ついついどんな場所でも開放絞り値で背景ボケを狙ってしまいがちですが、「ボケ」はあくまでも表現のひとつにすぎないのだなぁと改めて思いました。