【旅フォト】ホルン吹いたら鹿の大群!奈良公園の冬のイベント「鹿寄せ」。
奈良公園で毎年行われている「鹿寄せ」というイベントをご存知でしょうか?
「鹿寄せ」のその名の通り鹿を集めるのですが、
どうやって集めるのかというのがポイントで、なんとホルンの演奏によって集めるのです。
つまり、
ホルンを吹く
↓
鹿が集まる
これが「鹿寄せ」です。
風が吹けば桶屋が儲かるみたいな関連性のなさですよね。
でも、ホルンを吹いたら鹿が集まってくるなんて素敵やん?
・・ってことで見に行ってきました。
鹿寄せは、正確には春日大社近くの飛火野という場所で行われます。
毎年2月と12月に行われており、期間中は毎朝10時に実施されます。
冬の時期は観光客が少なくなるのでこんなイベントが行われてるようです。
鹿を集めて人も集める・・・それが鹿寄せ。
鹿寄せ10分前。すでに200人近いギャラリーができていました。
気の早い鹿はすでに待機中。
奈良の鹿愛護会のホルン奏者が現れ、鹿寄せについての説明したあとにホルンを吹き始めました。
これからどれだけの鹿が現れるのか、参加者全員が注目する瞬間です。
「ドドドドド・・・」
鹿キター!
林の奥から鹿の大群がやってきました!
「ドドドドド・・・」(実際はそんなに足音は聞こえません)
ぞろぞろ・・
鹿の列は途切れることなく続きます。
あっという間にホルン奏者のもとに鹿の大群が。
さらに別の方向からも遅れて鹿がやってきました。
予期せず鹿の流し撮りができてしまいました。
わらわら。
集まってきた鹿には餌のドングリが与えられます。
鹿たちの目的はこれですね。
ホルンの音色はあくまで合図。やつらの目にはドングリしか写ってません。
鹿寄せが終わったあとは、鹿とのふれあいタイム・・。
奈良公園には鹿が千頭ほどいるそうですが、ここまで密集することはないのですごい光景です。
鹿寄せ自体は15分くらいで終了。
あっという間でしたが、鹿が群れをなして走ってくる様子はなかなか目にできないと思うので面白かったです。
冬の朝で寒いですが、ちょっと早起きして行く価値はあると思います。ぜひ。
CAMERA:NEX-5R
LENS:SEL1670Z