α6000にオールドレンズ。Nikkor-S Auto 50mm F1.4
Nikonの、Nikkor-S Auto 50mm F1.4です。
このレンズは1962年~1676年の間販売されていた昔のレンズ。
いわゆる「オールドレンズ」ですね。AFも手ぶれ補正もありませんし、電子接点もないのでEXIFにレンズ情報が載りません。
オールドレンズの魅力は、
・安い(ただしモノによる)
・写りにクセがある(最新レンズに画質は劣る・・だがそれがいい)
・宝探し的な楽しみ(中古がほとんどなので当たり外れがある)
先日福井に一緒に行ったO氏の勧めで試しに買ってみました。
梅田の八百富写真機店で5000円ほどで買いました。
絞り開放値F1.4というと、Eマウントレンズにはない明るさです。
レンズをEマウントにつけるためのアダプタも購入し、α6000で試し撮り。
SonyILCE-6000 + Nikkor-S Auto 50mm F1.4
野良猫をパシャリ。
絞りはF2です。ピントの合ってる所はけっこうシャープ。
ボケ方はなんだか独特ですね。
SonyILCE-6000 + Nikkor-S Auto 50mm F1.4
これはF1.4で。
一気に柔らかい描写になりました。
このレンズ、F1.4とF2以上で写りがガラッと変わります。
F1.4だとソフトフィルターでも使ったかのような写り。
SonyILCE-6000 + Nikkor-S Auto 50mm F1.4 / / F / ISO100 / 1/400sec
この柔らかい描写がこのレンズの「味」なんでしょうかね。
SonyILCE-6000 + Nikkor-S Auto 50mm F1.4
F4まで絞って、大阪城。
ここまで絞るとかなりシャープに。城の細かい装飾までクッキリ写ってます。
50年前のレンズでも十分実用可能。
ただ、今回は試してないですが逆光とかには弱いかもしれませんね。
初めてオールドレンズ使ってみましたが、期待以上の写りでびっくりしました。
むしろ、普通に使えてしまって若干の肩透かし感が・・・。
さすがNikonのレンズ! ということで今回は締めておきましょう。