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Nikon D750で猫を撮る。

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どうも、猫さんを撮るのが大好きなしゃいにーです。

今回は先日手にいれましたD750で撮った野良猫たちの写真を載せていきます。

これまで僕が使っていたミラーレス一眼α6000との違いを感じながらD750を使って気になったことも少し書いていきます。

 


NikonD750 + AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR / 85.0mm / F4.0 / ISO320 / 1/500

今回はD750にキットレンズの24-120のズームレンズをつけて撮っています。

簡単には近づけない野良猫相手に120mmまでズームできるのは便利です。

逆に警戒心が薄く近づかせてくれる猫さんにもレンズ交換なしに広角側を使えるのもズームレンズの利点でしょう。

 

前置き

さてα6000からD750に乗り換えてみて、そのセンサーサイズの差がやはり一番の違いになります。

 

α6000:APS-Cサイズ

D750 :フルサイズ

※それぞれがどのくらいの大きさなのか、詳しい説明は省きます

 

ここではどちらがカメラとして性能が上なのかということは置いておいて、絶対的な性能差があるセンサーサイズによる違いについて書いていきます。

  

フルサイズセンサーによるボケ表現


NikonD750 + AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR / 120.0mm / F4.0 / ISO320 / 1/500

センサーサイズが大きいほど被写界深度(ピントが合う範囲)は浅くります。

D750はフルサイズセンサーなのでピント面の前後が滑らかにボケていき、被写体がより際立ちます。

24-120のレンズは開放絞りF4ですが、F4でも望遠側であればボケ表現がしっかりできるほどで、APS-Cセンサーのカメラとはボケの大きさがはっきりと違うのがわかりました。

  

 D750のチルト液晶が便利


NikonD750 + AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR / 38.0mm / F4.0 / ISO320 / 1/1250

D750は液晶画面の角度を変えられるチルト機構が搭載されていますので、ファインダーを覗きにくいローアングルやハイアングルの撮影も容易です。

この写真も液晶をチルトさせてライブビュー撮影しました。

猫を撮るならできるだけ低い視点で。これは鉄則です。

なのでD750のチルト液晶は本当便利。

α6000もチルト液晶なのでこの便利さを引き続き使えるのは嬉しいです。

 

ただし、D750だとライブビューでの撮影はAFが遅くなるので動きまわる猫だとピントが合いません。この点は、原理的にライブビューでもAF速度が変わらないα6000のようなミラーレス一眼に利点があります。

写真の猫さんはスフィンクスのように微動だにしなかったのでD750でもライブビューで撮ることができました。

  

暗所に強いAF


NikonD750 + AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR / 120.0mm / F5.6 / ISO3600 / 1/250

こちら、かなり暗い場所にいる猫さんでしたがD750ならバッチリ一発でピントが瞳に合いました。

D750はAFの暗所性能も高く、ニコンによれば月明かり程度の暗さでもAFできるとか?

この写真はそこまで暗い場所じゃないですが、D750の性能ならこの写真くらいの明るさくらいなら余裕のようです。

暗いところでもAFが可能というのは色々なシチュエーションでシャッターチャンスを逃しにくいということです。

 

さらにこの写真、薄暗い所を撮っているのでISO感度も3600まで上がっていますが、

ノイズもほとんど気になりません。APS-CのカメラだとISO3200でもかなりノイズが目立ちますので、センサーサイズの絶対的な性能差がここにもみられます。

  

EVF愛用者、OVFに戸惑う


NikonD750 + AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR / 120.0mm / F4.0 / ISO320 / 1/640

α6000からの乗り換えで一番戸惑ったのは、シャッターを切ったあと撮れた写真を確認したときの「思ってたんと違うやん」率が高いこと。

 

D750は一眼レフ。光学ファインダー(OVF)ですのでファインダーで見えるのはレンズから入ってきた光そのもの。露出やホワイトバランスなどはシャッターを切ったあとカメラ側で処理され写真になるまでわかりません。

特に露出と被写界深度は出来上がった写真を見ないとわからないところです。

α6000をはじめミラーレス一眼はファインダー(EVF)もしくは液晶画面に露出補正やホワイトバランスなどが反映された状態で表示されるので、その見たままが写真になります。

なので、撮った写真がイメージと違うということがありませんでした。

D750だとあとで再生画面をみて「思ったより暗く写った」とか「もう少し絞ればよかった」とか想像と違う仕上がりになることがしばしば。

 

これは、「それこそがカメラの醍醐味だ」と思う人もいるでしょうし慣れの問題もあるでしょうが、僕はファインダーで見たままを撮れるEVFの方が好きですね。

  

まとめ

長々と書いてしまいましたが、D750、ものすごーく気に入ってます。

AFも正確だし高感度も強くチルト液晶も便利、良い画を出してくれるので写真を撮るのが楽しい。

ミラーレス一眼よりデカイし重いけど、それも筋トレになりそうだな、なんてポジティブに思えるほど笑

 

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